1999-03-12 第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
それはしょせん学ぶしかないのですけれども、しかし同時に、消費者が賢い消費者であるためのマニュアルであるとかあるいはそのための法制であるとかということがまた整備されなければならないということは、これもまた統制解除後の問題としてしばしば議論されるところであります。 また同時に、いわゆる規制緩和ということは、ともすればレッセフェールになりやすい。
それはしょせん学ぶしかないのですけれども、しかし同時に、消費者が賢い消費者であるためのマニュアルであるとかあるいはそのための法制であるとかということがまた整備されなければならないということは、これもまた統制解除後の問題としてしばしば議論されるところであります。 また同時に、いわゆる規制緩和ということは、ともすればレッセフェールになりやすい。
一般産業に対する統制解除、自由化というものは非常に早くスタートいたしましたので、日本の各産業は苦しいところをともかく自立をいたしましたけれども、金融だけがかなり手厚い保護を受けてかなり長きに及んだ、私は、これがおくれたということがきょうの問題の難しい一つの原因であるというふうに思っております。
この間における行政の責任、しばしばお話がありますように、それはやはり、長い間続いた護送船団方式というもので、優劣の競争がなくしたがって、そういう意味では経営者に経営の危機感というものを与えずに、安楽なと申しますか、安易なと申しますか、そういうことを長年やってきたその行政の責任、そしてそれが、統制解除になり一ビッグバンになりまして、世界と競争しなければならないときに弱さを露呈をしたというようなこと。
しかし現在では、とうてい統制解除はできないといま考えております。そういうことで、この二重米価の問題と統制解除とはこれは別個の問題、全然私は別個の問題だと考えておるのです。統制撤廃の問題は一つの問題としては考えられますけれども、たとえこれをやろうとしたって、いまの段階ではとうていそんなことはできないという段階であります。いまのように米が余っている時代には、こんなことは断じてできません。
輸出統制解除の見通しというのは、現在のところあるのかどうか。どうですか。
そういう観点から見て、いわゆる対共産圏諸国に対する輸出規制としてのココムの規制ですね、これは冷戦時代の遺物となりつつある、もうすでになっていると思うのでありますけれども、これを統制解除、撤廃という方向へ進めていかれるお考えはないだろうか。
なお、先ほどの統制解除に伴いましてさらに約一割程度は日本に影響があるのではないか、こう考えております。 先ほどアメリカ国内では約三五%値上がりする、こう申し上げました。そのアメリカの国内価格が二百六十五ドルということになりそうでございます。それからいろいろフレートその他を逆算いたしますと、大体日本のCIFベースにいたしましてほぼ三百三、四十ドルくらいになるのではないか。
○村岡説明員 このたびの生計費委員会の価格統制解除の問題は、実は紙とパルプの統制解除でございます。そのほかに、アメリカにおきましては、御案内の原木の輸出禁止措置につきまして太平洋岸について実行をしたようでございます。
その公定価格が、統制が解除になりました以後も続きまして、したがって、その公定価格解除後も、統制解除後もほぼ一・五%前後の欠減を、私ども販売業者に交付されておったのであります。ところが、昭和三十二年のガソリン税の増徴にあたりまして、ガソリン税の増徴税額の引き締めの反射作用といたしまして、三・七%を一・五%に減額されておるのでございます。
○田中一君 どうも、加藤君のほうでもう少しこまかいデータを出してくれるといいけれども、ぼくの質問のしかたが悪いのかもしれませんけれども、いま益田君に聞いてみると、歩減り問題なんかも、大蔵省はどうして、歩減りがないという認定のもとに一・五にしたのですか、統制解除後は。
特に農地の価格評価の方式の問題でありますが、大体におきまして、わが国の農地の価格は、二十五年の農地価格統制解除以来ずっと高騰を続けてきているわけです。収益の限界をかけ離れた非常に大きな高い値上がりを示して今日にきておるわけであります。
この点に関しましては、実は、これも先ほど申し上げたのでありますが、麦類の統制解除の際に、振興局といたしましては、やはり生産物の取引形態に対しまして危惧を抱いたわけであります。
御指摘のように、戦争中の企業整備に基きまする配給面の圧縮ということが、戦後の統制解除に伴いまして復帰して参ったということが一番大きな要素だと思っております。それにしましても、なお地域によりましては、現在も若干の、統制とまでは申しませんけれども、異質的な商業、小売行為が行われておりまして、昔日のように小売商が復活して参っておらぬというところも若干あるようであります。
「その後同社は魚粕の統制解除等に起因し、経営不振に陥ったが、社長高橋武美氏は、この事態に道義的責任を感じ、たまたま同氏が経営していた、日本農工株式会社(資本金五百万円……)がこれを救済することとなり、このため日本農工株式会社は農林中央金庫から四千六百七十万円を借り入れ」た、こういうことを言っておるのです。明らかに因果関係があるということをこの報告書の中にうたってあるのです。
○石村委員 この問題は、あまり深くお尋ねしてもはっきりした答えも出て来ないと思うのですが、ただいまこの委員会の私語で、統制を解除すればいいじゃないかというような言葉もあったのですが、あるいは大蔵省としても、こういう財政的な問題から、統制解除というお考えも一部にあるのではないかと思うのですが、そうしたお考えが、決定的な意見ではないにしても、一部大蔵省内に、財政問題の面からやはり持ち上っているかどうか、
そこで、私ども先刻も申しましたように、二十四年統制解除になると同時に、この重荷の跡始末をしていただきたい、大きなしょい込んだ借金の処理をしていただきたい、同時に、無理の重なったその無理を是正していただきたい、一方では税制面等にも相当の無理がある、いろいろな無理の是正をしていただきたいということをお願いして参りましたのですが、なかなかそれができて参りません。
要するに法律というのは死物でありまするが、しかし社会は時々刻々に移っていくのでありまして、この移り変りの動き、社会的に死んでおりまする法律をどう適用するか、ここが法律適用のむずかしいところでありまするが、御承知のように最近は食糧事情もよくなって参りましたし、あるいはまた予約制度等も実施されまして、そうして統制解除の方向へ近づいていく(「そうは言わんよ農林大臣は」と呼ぶ者あり)というような情勢に相なって
しかしながらこれがだんだん統制解除の方向へ進むにつれまして、大いに検討を要すべきことは、これは言うまでもございません。
○森八三一君 先刻の政務次官のお話に直接関連する事項でございませんが、大臣の意図されておるところは、需給のバランスがとれたときには、国内における混乱も想像されないので、統制解除のときではないかと。
それだから統制解除の段階に入っておやりになるなら、これはまあけっこうでございますが、今のような半統制のようなことに相なって、米が横流れになって、予期するような効果があがらなかったというようなことになるなら、これは政府の失敗ということになる。
それで大体一億万石を米麦で確保できた上で、それから畜産と水産とそれからかんしよ等をあわせ行うて、大体その線まで来れば統制解除はできる、こういう見込みをぼくは持つております。大体それを具体化そうということに今努力をしておる。それで問題は、それが予算化せねばならぬので、御承知の通り今年は税収入その他の益金等を合せても一兆円を越えることは困難のようです。
笹本 一雄君 長谷川四郎君 加藤 清二君 帆足 計君 伊藤卯四郎君 中崎 敏君 川上 貫一君 出席政府委員 中小企業庁長官 岡田 秀男君 委員外の出席者 専 門 員 谷崎 明君 専 門 員 越田 清七君 ――――――――――――― 五月二十七日 自家発電用重油の統制解除
その理由といたしまして、今長官の御説明によりますると、七月から統制撤廃に伴つて、あるいは米までも統制解除しようというような政府の意図が多少あつて、そういう思惑ということも多少含まれておるようでありまするけれども、統制撤廃によつてただちに大きな食糧の値上りが来るというような問題も考えられまするならば、日本の食糧の大元締めである食糧庁は、こういう姑息な手段以外にもつととるべき手段があつたのではなかつたか
初めたしか八十五、六の歩どまりで考えておりましたものが、統制解除後におきましては、数パーセント下つて取引されておる、こういうふうな事情がございましたので、かような結果に相なつたわけでございます。その取引の方法といたしましては、一定の条件を示しまして、入札制度をとつておるわけでございます。検査は検定機関の検査による。かような方法をとつておるわけでございます。